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2011.09.25 Sunday
悩ましい日々
福島第一原発が爆発し、崩れ、炉心が溶融し、放射能がまき散らされた。解決に向けてなんの進展もないまま、これで半年あまりが過ぎた。町や村を追われ、仕事を失い、途方に暮れる福島県民、被ばくが心配されながらいまだに現地を離れることができない大勢の子どもたちを思うと、いたたまれない。いま日本が直面している放射能汚染という難題に対して、悩むことしかできない。そんな折の、「日本イラク医療支援ネットワーク」というNGO(非政府組織)の事務局長を務める佐藤真紀さんの報告会だった。会場が出かけやすい近所の小さな店だったこともあるが、報告会の告知を兼ねた中日新聞の「脱原発の道を探る」という記事の見出しに誘われたからでもあった。劣化ウラン弾が使用されたイラクと、フクシマの除染活動と、実際に現地の様子を知っている方の話をこの金沢で聞ける機会などそうはないと、知らぬ間に期待が高まった。ところが、どうだ。佐藤さんのはじめのひと言に愕然とした。「悩ましいですよね、なにをどうしたものか、はっきりと効果のある対策が無い」。もはや言葉は正確ではないが、ぼくにはとても衝撃的な内容だった。東北やフクシマのことが気にならないわけがない。他人事にできるはずがない。日本の危機だ。かと言って、庶民にいったいなにができるのかと、毎日いつも悩ましい。だがこの現実は、現地で活動している方にはなおいっそう悩ましいものとして映っていたんだ。
佐藤さんたちの活動を写真や言葉で見聞きしながら、気づいたことがある。それはイラクのすべての人を救えるわけではないということだった。フクシマの全員に手を差し伸べられるわけでもなかった。むしろ限られた、たまたま出合うことになった、数少ない人たちを救えるにすぎない。ほんとうに、人から人へ、なのだ。ひとりひとりができることは、ささやかなものでしかない。だからやってもしようがないのか、それとも、だからやるのか、やりつづけるのか。なにひとつ吹っ切れることのない、悩ましさを原動力として。
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マスノマサヒロ
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