kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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大つごもり
 大晦日と書いて、おおつごもりと読む。大いに響きが気に入った。つごもり、月隠り。きょうは陰暦、月の暦の大晦日。月のない闇夜で一年が締めくくられる。月の形に無関係に数字が並ぶだけの西暦にはない、趣がある。朝からずっと、きょうは特別な一日なんだと感じていた。晦という漢字の意味には、暗い、人知れず隠れた、などもある。真っ暗な夜に、心もしっとりひとり隠れて、一年を振り返るにはうってつけの夜だ。

 明けて明日は、朔、ついたち、月立ち。新しい月が立って、正月元日を迎える。朔の新月は太陽と同じ方向にあって、暗い半面を地球に向けている。三つが並んで宇宙に浮いている様を想像すると、自然に心は新しい一年のはじまりを実感できるかもしれない。


 ぼくは、月のリズムで暮らしたかつての日本人になりたい、と思っている。周りが西暦だから合わないことは覚悟の上だ。適当に合わせたり無視したりすればいい。なんとかなるさ。でも心にはいつも月だ。それだけは忘れないでいよう。きっとぼくの知らない日本人の特質が復活するだろう、などと期待している。いや、何も変わらなかったとしてもいっこうにかまわない。月のリズムがぼくの性分に合っている。それだけで十分だ。立春に近い朔が元日だから、明日はなんの違和感もなく初春の雰囲気を十分に味わえるにちがいない。暦の上では、などという言葉をこれからは使わなくて済むわけだ。

 月の暦を制作して月的生活を提唱している志賀勝さんには、まだひとつ未解決な疑問がある。「わたしたちは午前零時をもって日付が変わるとしていますが、この考えは古代では通用せず、実際、古典作品には『夕方・夜からいち日がはじまる』とする記述を目にすることができます」と、『月的生活』で書いている。

 日付の変わるタイミングが夕方だとしたら、これもちょっと面白い。陽が落ちて、ほんとうに一日が終わる、という暮らしだ。朝を迎えて一日が動きはじめるのだから、すると今度は眠る夜の意味に大いに興味がわいてくる。

 月暦を利用しはじめて、まずは予行練習のような二ヶ月が終わり、なかなかいい感じだった。いよいよぼくの月的生活づくりがはじまる。宇宙のリズムでなるべくゆったり、終わりのないめぐる時間を暮らすのだ。がさつで落ち着きのない男からの脱却がなるだろうか。それも楽しみのひとつだ。












月齢29







| 19:08 | 月的生活 | comments(6) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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Comment








 退院されたんですね。よかった。家族や周りの人が痛みと共にあるのを看ていると日常のなんでもないことが愛おしくなりますが、だからこそ与え合うものもきっとたくさんありますよね。のほほんと生きてきたぼくですが、少しずつそんなことも思えるようになりました。月の変化は目に見えてわかるのに、ぼくのは遅々として見えません。ゆっくりゆっくり、それでもめぐっているんですね。
posted by kazesan | 2008/02/07 3:11 PM |
♪あけましておめでとうございます♪

「大つごもり」をお読みさせて頂いております。
すてきな事をお教え頂いている思いでございます。

「宇宙で聴く音楽」〜♪お空を仰いでまいります。^^

ちょっとわたしこと〜お陰さまで今日、主人も無事に退院いたしました。
温かにお心されて頂きましてありがとうございました♪
posted by かぜのあや | 2008/02/07 2:42 PM |
 月のリズムで、改めまして、「あけましておめでとうございます」。新月が空に浮かんでると思うだけでなんとなく落ち着き出すんだから、不思議なもんですね。こちらでは、ヨシエどんといっしょに深夜の初詣をしてきました。普段と違う時間帯を起きていたせいか、今もまだリズムが狂っていて、なんだかボーッと過ごしています。これもまたお正月らしくっていいかなと。それではこれからぼちぼち仕事場に。友人に送るその友人をイメージした写真を選ぶんですが、元日の仕事としては、ちょっとステキでしょ!「宇宙で聴く音楽」。惹かれる言葉です。ぼくも内なる宙からの音に耳を澄まして過ごしますね。
posted by kazesan | 2008/02/07 12:27 PM |
あけまして おめでとう ございます♪
 
お約束通り、新年のご挨拶ができましたこの正月に感謝いたしまして《乾杯!》

今日の我が郷は、真綿を薄く引き延ばしたようなほっこりと優しい宙に、風も日向ぼっこしているようなやわらかな陽射し・・・・・
おだやかな睦月を迎えられました。

午前0時、心に除夜の響きを聴いていたら、夫君が点けっ放しにしたままのTVから「宇宙への・・・・・音楽・・・・・」のコメントに
惹き付けられてしまいました。

ウェイクアップコール「宇宙で聴く音楽」・・・NHK

音楽に託した宇宙飛行士たちへの、家族や仲間からのメッセージ。

はからずも《9・11》に宇宙から遭遇・・・・間も無く突入した空爆は宇宙の闇からも見えたとのこと・・・・・。

地球帰還目前にして空中爆発・・・・呆気なく宇宙の粒子となって飛び散って逝った飛行士と残されてしまった家族。。。。。

日々の営みの中に沈んでしまいそうだった記憶を、「いま、ここ」の時間に再会させていただいた「時」に感謝してこの新年を迎えました。

ほつほつと月との語りあいから、暦の世界に紛れ込み、気付けば時間の観念から開放された自分に出会っていた風舞。

今年はNHKの「知るを楽しむ・一月」で古今東西カレンダー物語も楽しみました。勿論、時々語ってくれるkazesanの旧暦コメントは超お楽しみです!
posted by 風舞 | 2008/02/07 11:59 AM |
 二日月さん。初春の光が窓から差し込んでいますよ。あけましておめでとうございます。なんだかとってもお正月らしい気分です。

 志賀勝さんの『月的生活』に、月的精神、心の月、月の文化、という表現がありますが、月を愛でるということは、月にまつわるいろいろを楽しみながら暮らすことなのかもしれませんね。ぼくもことしは写真ばかりじゃなくて、月が人に及ぼす影響を少し知りたいなと思っています。

 さて、明日の二日月。うまく拝めるといいなぁ。雲に隠れてたら、心の月、というやつですね。
posted by kazesan | 2008/02/07 8:28 AM |
闇夜も厳かでいいものですね♪

この一年月暦で月の満ち欠けに明け暮れていました。
金曜日の夜に爪の手入れをすると爪が丈夫になる〜土曜日の夜は避ける〜などの言い伝えやおまじないにも凝っていました。

二年目は趣を変えじっくりお月さまに寄り添ってみようかな・・・なんて思いを馳せています。


posted by 二日月 | 2008/02/06 10:29 PM |
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