kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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それぞれの白山
 山形のダンディな山男、ヤギおじさんを迎えての白山登拝が無事に終わった。終わったのだ、とホッとしているところをみると、ぼくなりにこれはよほどの一大イベントだったのだろう。参加は総勢九人。千葉に埼玉、静岡、神戸と遠方からのみなさんを地元の友人たちが共に迎えてくれた。台風九号の影響で行程を大幅に短縮しての登拝になってしまったけれど、白山の女神はただならぬ出会いをもたらしてくれたのだと思っているのは、けしてぼくひとりではないだろう。白山のふところはとてつもなく深い。それぞれはそのほんの少しを体験できたにすぎないけれど、それぞれの白山がきょうからの日々の支えにもなり、希望にもなっていくのだ。山の壮大な自然の息吹きにはそれほどの力があるのだと、白山を思うぼくの気持ちはますます深く強くなる。

 登拝を控えてヤギおじさんが発信してくれた参加メンバーへのメッセージは、ぼくの山への畏敬の念を高めてくれた。全員が装備を充実させたのはもちろんだったが、気づかなければならないことはやはり本番でしか起こらなかった。

 霧に包まれたチブリの森

 たとえば、雷だ。初日のチブリ尾根は、ブナの原生林を抜け尾根に出るといきなり雷雨の空模様となった。ヤギおじさんが急に足取りを速め、避難小屋に向かう後続との距離が空いた。「危険だから一刻も早く」というアドバイスが行き渡らないがための実力行使だったのかもしれない。雷鳴はまだ遠くからしか聞こえず、ぼくはのんきにしゃがみこんでハクサンシャジンを撮っていた。数分も遅れて小屋に近づくと、ヤギおじさんの安堵が伝わってきた。雷は徐々に近づいてくるのではなく、雷雲のどこからでも落ちて来るのだと教えてくれた。

 小屋には先着の登山者がすでに六人。ヤギおじさんがテキパキと動いてメンバーの場所を確保してくれたことをあとで知ったが、危険の回避や安全、安心の確保を常に最優先していることが、そのあとも至る所で感じられた。山はいいなあ、などとぼくは表面ばかりを見ていたようだ。山の良さは、その恐ろしさを知ってこそ本物になるのだろう。それぞれが感じた白山を、ぼくもまたぼくなりに、グンと深く感じた登拝になった。




葉っぱ塾〜ブナの森から吹く風






| 22:26 | 白山 | comments(6) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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Comment








はい、白山はぜひお泊りでの登拝をお薦めします。夕焼け、満天の星、そしてご来光。この三つ宝のような風景を堪能しないでは、しんどい思いをしてせっかく登ったのにもったいない話ですよね。それでも必ず見られるというわけではありませんが、それがまた山の醍醐味でもあるなあと思います。ほんとに何度でも登りたい白山です。
posted by kazesan | 2009/08/13 11:16 PM |
お帰りなさい♪
天気がすっきりしない日々で 平地は晴れてても山の方は厚い雲に覆われていたりで kazesan一行が登山中は 山の方が気になってばかりいました(*^^*ゞ
私は7日の金曜日に白山登山をしてきました。
曇り空で出発したんですが 午後からポツポツ降り出した雨が途中ですごい雨になり 登山道は川のようでした。
5年前にも帰り道に雨になった事があり経験してるとは言え 雷にはビビッてしまいました。
でも 午前中 雲の中を登ってるんだなぁって思いながらの景色は 私は大好きなので 幻想的で 晴れの日には見られない白山の表情を見れたことも嬉しかったです。
自然は厳しいけど それを肌で感じることも大事かな・・・なんて偉そうな事を思ったり。
kazesan一行が無事で 意義ある白山登拝になって良かったです
いつか 連休が取れるようになったら 私も泊まりで行きたいです♪
posted by のの ☆ | 2009/08/13 1:02 PM |
 実際に登らなくても、心を寄せてくれる友がいた。これほどの豊かなつながりはありません。風舞お婆は諦めましたか? 白山とkazesanはいつでもお待ちしていますよ。一番近い道を、これ以上ないゆっくりとした足取りで踏みしめてみませんか? 霊峰白山にしかない出会いが、お婆の前に待っていますよ(なんて、でも、登拝は心でもできましたね、ありがとう)。

 きよこさん。山に微笑みって似合いますね。ぼくもいつも微笑んでいたい。どんなに厳しい状況に追い込まれても、せめて心で。

 ヤギおじさん。葉っぱ塾と白山にご縁ができてうれしいです。来年のことを言うのは早いですが、ほんと楽しみですね。
posted by kazesan | 2009/08/13 1:01 PM |
 kazesan、このたびの「白山登拝」の企画、ほんとうにありがとうございました。予定通りには進まなかったけれど、行って良かった! と心から思っています。若者たちには厳しい状況もありましたが、いつかそのことが彼らの糧となってゆくと信じたいと思います。来年は「葉っぱ塾」としてこちらからお客様を誘って行ってみたいです。すでに一人手が上がっています。
posted by ヤギおじさん | 2009/08/13 6:00 AM |
ご無事で楽しまれてのお帰り何よりです。
たくさんの心のお土産を胸に、帰られたのですね。

>それぞれの白山がきょうからの日々の支えにもなり、希望にもなっていくのだ。山の壮大な自然の息吹きにはそれほどの力があるのだと、白山を思うぼくの気持ちはますます深く強くなる。

白山での思いが今日からの支えに希望になっていく。素晴らしいことですね。写真を拝見して、皆さん良い笑顔をなさってみえると思いました。素敵な登拝だったことが伝わってきます。・・・
posted by きよこ | 2009/08/13 5:22 AM |
お帰りなさい♪ お帰りなさい♪

今回は、どんなにかお婆も参加したかったけど、春の平泉寺と白山里までの独り旅で、途中、不意の体調不良に見舞われた時、はっきりと、諦めました。

その代わり、ネットで登山コースを確認したり、写真や情報を集めたり、して楽しみにしていました。

天気図とにらめっこしながら、一喜一憂していた時にふと気が付きました。

この登山はきっと私にとっても大切な何かを伝えてくれる! と感じたのです。

どんな場面のすべてもが幸いでありますように♪と祈り、信じました。

このすばらしい写真、自分が写っているみたいに嬉しいです♪

黄色いリュックの男性がヤギおじさん?
なんだか懐かしい人がふと過ぎりました♪
posted by 風舞お婆 | 2009/08/13 1:44 AM |
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