kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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日常
 たまにはいいなと、ヨシエどんにくっついてスーパーに入った。最近は24時間営業の店もあって、どこも客を奪い合うのに懸命のようだ。店内には活気を出そうというのかロッキーのテーマが流れ、普段なら静かな雰囲気を好むぼくも調子を合わせて「チャチャンチャーン、さあ買え〜♪」などと、替え歌まじりに楽しんだ。ヨシエどんは、やめてよ、と言いたげに他人の顔をしていたが、日常を楽しまなければなんのための人生だ。さらにボリュームをあげて歌ってやった。

 ロッキーは全作を観たような気がする。ぼくは、もしかすると戦闘好きなんだろうか。戦争はまっぴらごめんだが、闘争本能ならいくらかは持ち合わせている、かもしれない。男は闘う生き物だ。批判されればカチンとくるし、倍の批判で応酬したくなる。あとのことなどあまり考えずに、その瞬間の感情や気持ちを正面きって表しても平気でいられる。これでなかなか扱いにくい人間だと、自分で思う。



 ヨシエどんはあちこち歩き回って、必要なものを最低限に揃えて行く。貧乏人に贅沢は敵だ、などと言うと、豊かな人は返してくるだろう。足りないと思うから貧乏なんだ、とか、お金はエネルギーだ、気持ち良く出さなければ入ってこない、とか。どうぞ勝手に言えばいい。ぼくは貧乏人で十分幸せだ。買い物上手な妻を持ち、ほかになにがいるものか。慎ましやかな買い物客は、案外心は豊かなものだ。店内の音楽がいくらか静かなものに変わった。知らない曲だったが、やっぱり落ち着いた雰囲気でこそ、我家には関係ないけれど、購買意欲も高まるだろうに。

 外は雨。梅雨は嫌いじゃない。北陸らしくて、妙に落ち着く。本屋に寄ってNHKのテキストを買い、店内の片隅にあるコーヒーショップに並んで座り、外を眺めた。大した会話もないけれど、こんな一日もいいものだ。目の手術の片方が終わったおやじの、老いた姿が浮かんできた。それは、いつの日かやってくるだろう、ぼくだ。なんでもない日常が、ゆるやかに過ぎて行く。





| 19:15 | 日々のカケラ | comments(2) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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Comment








いいですねえ、ぼくこそおふたりの仲睦まじいご様子を想像してしまいました。我家はぼくが早くに寝て、ヨシエどんは遅くまでお菓子作りに精を出しているので、夜のそんな雰囲気がうらやましい・・・それぞれの日常、味がありますねえ。
posted by kazesan | 2009/06/23 8:45 PM |
前の日記コメント「優等生は疲れるみたいよ」
って一言に笑いました。ふふふ。

“気分屋・kazesan”の心模様を読みながら、
kazesanではなくヨシエどんのことを考えていました。
久しぶりに“日常・ヨシエどん”が出てきましたね♪

昨夜東京では涼しい風が吹きました。
お風呂上りにひゅーひゅー気持ちよく吹かれていると、
隣でビールを飲んでいた夫がマッサージをしてくれました。
目に映るものは、築50年の古くて薄暗い部屋の天井。
未だにブラウン管の、これまた古いTV。
それでも「シアワセだな〜」って口から出ました。
まぁ悩もうと思えば色々あるんですけど。

静かに過ぎて行くどうってことない日常は、
そうじゃない日常を知っている者にとっては
ジ〜ンと沁みこむかけがえないものです。
posted by やまかみ | 2009/06/23 10:10 AM |
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