kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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カラス

 
 子どもの頃はお前の死体を見たことがなかった。だのになにがどう変わったのか、このごろときどき見かけるようになった。カラスは死期を悟って人里を離れ、だれも知らないところで死ぬのだと、いつの日からか信じていたのに。国作りの神話にも、おまえは登場している。神の使いなんだろ。このごろは、棲みにくいか。ぼくもとても住みにくい。なんてったって、働かなきゃならないんだ。夢を持たなきゃならないんだ。怠けていたんじゃ、後ろめたくなるんだ。静かにしていると、元気がないと言われるんだ。明るい未来を描いていないとそれじゃだめだと励まされ、愛で生きなきゃいけないと生きる姿を正されるんだ。お前は空高く飛んでいたか。高見の見物はどんな気分だ。こんなちっぽけな公園で死んで、哀しくはなかったか。いいや、哀しみは、負ではない。いいや、正も負もない。哀しみはぼくの宝だ。お前の亡骸を見ていると、ほんとうにそう思う。哀しみは、宝だ。






| 12:00 | 日々のカケラ | comments(3) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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哀しいからやさしくなれる。哀しいから深い日々。哀しみが深くなると、哀しみの中だか外にあるやすらぎに出会える。ほんとうのやすらぎに。なんだかね、そんな気がしてきました。
posted by kazesan | 2009/05/14 9:38 AM |
kazesan,風舞お婆、こんにちは。

・・・わたしも、そうおもう。

哀しみは宝。
哀しみはとても豊かなもの。
哀しみは、真実。
哀しみは、時にとてもあたたかい。

感じる哀しみは、真に生きている証。

そんなかんじ。

おふたりに、ありがとう。

posted by レモン | 2009/05/13 10:00 AM |
生あるものすべては亡骸となる時を通過するよね・・・
それを目にする時は哀しく・・
その哀しみを感じないときはきっと自らが死骸となったとき。
だからお婆が哀しみを感じられるのは自分が生きている証です。
kazesanの言葉で、思いがけない自分の思いに気づかされました。ありがとう♪
posted by 風舞お婆 | 2009/05/12 4:29 PM |
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