kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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冷えと山
 近ごろ腰から下の冷えを感じている。年のせいかと様子を見ていたら、今日は病めるようにじんじんときた。まるで気が流れていない。これは行けない。なにかいい治療法がないものかと、山に登ることにした。突然のことにヨシエどんは半ば呆れているようだったが、目指すは奥獅子吼山(928m)。登り口は通勤途上にある。ぼくにはもっとも近い山だ。
 
 パーク獅子吼のゴンドラ駅をくぐって杉林を登り始めると、薄暗い中にショウジョウバカマがあちこちに咲いていた。すっかり馴染みになったのでもう撮らないけれど、たまにしゃがみ込んであいさつはした。途中から雪景色になった。夜の間に降ったようだ。尾根に出て青空が見え出すと、白とのコントラストに元気が出てきた。汗ばんできた。足腰の冷えは感じていない。やっぱり山でよかったようだ。春の日差しはあったかで、清らかな白銀の山がこんな近所にある。



 動物の足跡だ。すぐそこにいるのではと思うほどに新しい。なんとなく落ち着かない。彼らも歩きやすい登山道を使うみたいだ。アラスカの大自然の中をひとりで過ごした星野道夫さんを思った。こんなに身近な小さな自然でドキドキしているぼくだ。とてもかなわない、と思った。折れた大木で道がふさがっていた。枝につかまりながら、谷側を慎重に歩いた。下には町や村が見えるけれど、怪我でもして動けなくなるなるのはまっぴらご免だ。

 奥獅子吼は、尾根に出てからが意外と遠かった。小さな看板は雪に埋もれて、見逃したかもしれない。ようやく樹木公園からの道との合流地点にたどりついた。なんと人間の足跡だ。他にも物好きがいたようだ。ここからまだ1時間はかかる。水分補給をして、足跡について早々に歩き出した。と、途端にそれが引き返している。前方を見ると、どこに道があるものやら、しばらく歩き回ったがまったく見当がつかない。初めての山で地図もコンパスもなく、あってもおそらく見方もわからないようなぼくには、もうここが限界のようだ。頂上はまたしてもあきらめることにした。どうも縁のない山だが、下りると決めたらホッとしている。いくらか緊張していたのがほぐれたようだ。それくらいなら、ひとりで登らなければいいものを。だが山はやっぱり、ほんとうに気持ちがいい。

 帰りは足跡をなぞって樹木公園へのルートを取った。急な箇所が多くて大変だったが、お気に入りの公園の奥を知ることができたのは収穫だ。麓に近づいてカタクリに出会った。そうだ、あと一二週間もすれば奥獅子吼への道はカタクリが咲き乱れる。その時こそ頂上へ行けそうだ。大好きな白山も見えるだろう。





*****

夜になってまた足腰が冷え冷えとしている。山に行かなければ(笑)。












| 22:03 | - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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