kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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循環する時間
 年とともに年末年始の味わいというものを感じなくなっていたぼくなのに、ことしは少し違う。と言っても、まだ先の話。ほんとうのお正月は西暦で言えば2008年2月7日にやってくる。そしてその日は、新しい月が生まれる朔、正月元旦にふさわしい一日だ。どんなにか味わい深いだろうと、いまから楽しみにしている。

 キリストの生年にはじまった西暦や、現行のグレゴリオ暦がそれまでのユリウス暦にとってかわった歴史を少し調べようと思ったけれど、どうにも煩雑でお手上げだ。時の権力者に左右された感じを受けたし、大体が人間の都合で取り決めたルールみたいなもんだな、という思いが残った。我家に復活した、と言ってもぼくだけだが、旧暦の月暦に比べたらなんとも味気ない気がする。

 西暦。これは集合意識の象徴かもしれない、と思った。計算してある日、時間が流れはじめた。自分たちで取り決めた時間の流れだ。地球も月も太陽も、そこに生きるすべての生き物も、宇宙のリズムで動いているというのに、ひとり人間だけは自ら作ったカレンダーで動いている。しかも、その時間というルールに縛りつけられてもいる。そんな気がしないだろうか。


 時間は、ほんとうに直線的に流れているんだろうか。そんな思いがずっと以前からあった。1954年に生まれて、おそらくあと何10年もしないうちに、たとえば2020年に死亡、などと大した痕跡も残さずにある期間を生きただけの存在がぼくだとしたら、なんとも寂しすぎる。べつに名を残したいとは思わないけれど、ルールに沿うだけで生きたくはない。月は朔に生まれ、望という日に満ちてのち欠けながらまたよみがえる。永遠と思えるような壮大な流れの中をゆるやかにめぐっているのだ。それがもしかすると、時間とは循環していることの証じゃないのか、とぼくは勝手に取り決めて残りを生きることにした。それが月暦だ。

 これで大いに安心して生きて、死んでゆける。月暦を暮らすことは、そう感じるためのトレーニングなのかもしれない。人は循環する生き物だ。あと数年で他人事だと思っていた還暦をこのぼくが迎えてしまう。まったく恐れ入るけれど、その還暦も西暦ではほんとうに感じることなどできないだろう。十干十二支を1周してこその60年なら、循環する暦を暮らしたほうがいいに決まっている。60歳を過ぎてまだまっすぐに伸びた単線を生きようとするから、いつまでも長生きしてねと、かなわぬことを言われてしまう。生命にはほんとうは、終わりもなければはじまりもなかった。月に似て、この世に見え隠れしている人なんだろう。

 さてとりあえず、あと1週間ほどでやってくる西暦のお正月。世界中で大騒ぎ、我家も親戚もそれなりに新しい気分になるけれど、やっぱりおつきあいは必要だ。おせちとめでたい酒をこれからは年に2度味わうことにするか。






| 07:16 | 月的生活 | comments(2) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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マヤ暦のことはぼくは詳しくないんですが、『月的生活』の志賀勝さんによると、13の月の暦について、「当初マヤ暦とか月の暦とか宣伝されビックリしたのですが、実はフランス実証主義のコントの発案になる西暦の合理化だと調べて分かりました。同じ日は来年も同じ曜日、という一事で分かりますが、時間を管理したい人々にはとても便利な暦なのです」ということで、あまり感心されていないようです。でもマヤ暦そのものは、進んだマヤ文明の宝ものって気がしますね、ぼくは難しくて使うのをあきらめましたが。旧正月はそれでは、はなれていても乾杯といきますか!
posted by kazesan | 2007/12/26 2:38 PM |
(^_-)-☆♪ヽ(^o^)丿☆♪〜☆ヽ(^o^)丿♪〜☆(^_-)-☆
風舞の思い・・・ぜ〜〜〜んぶkazesanが語ってくれた!!!!!

マヤ暦も28日周期ですが風舞の脳ミソには難しすぎるけど、心の向きを組み立てるのに活用しています。これもまた多種の時間の循環から成り立っているようですが・・・。
直線的な時間の概念から開放されてからは生死感がすっかり変わってしまいました。
還暦が待ち遠しかった想いがやっと理解できましたねぇ〜♪

たったひとりで、年2回の正月を味わってきましたが、今年から仲間ができて嬉しいぃ〜〜気分♪♪
posted by 風舞 | 2007/12/26 11:51 AM |
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