kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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春分
 

 おやっ、キツネかな? 確かなことがわからない自分が情けない。自然が好きだと言いながら、ぼくは自然のなにを知っているのか。朝の散歩で見かけた野生の動物を遠くに見やりながら、彼が歩いたそのあとに今度はぼくが寝ころんだ。秘密の原っぱはいろんな生き物が憩う場所だ。足下を見ると顔のないモグラの死体が転がっていた。星野道夫さんのようにアラスカや北海道の原野までは思えなくても、こうして身近な自然の中にも野生が息づいている。今この瞬間に食い食われる自然界の営みが繰り広げられているようだ。それを想像すると、毎日どうしようもなく淡々と過ぎてゆく日常にも、いくらかちがう、ゆとりの視点が生まれてくる。

 温もり出した土の中から草の芽が生え、つぼみは膨らみ花が咲く。その中を動物たちがエサを求めてさまよっている。そのことと人間には、いったいどんな関係があるんだろう。人も食うために働いている。職を失った人たちがあふれ、ホームレスという境遇を作り出し、それでも社会はどこに向かっているのかひたすら動き続けている。家はあってもたまの仕事はあっても、安定したことのないぼくには、どっしりと構えたように見える社会全体が遠くに霞む幻のように見えて仕方がない。否、もしかするとだれもが同じように感じているかもしれない。どんな大企業に所属していようが、不安定な個人事業主であろうが、ひとりひとりが存在する礎は、どこでもない自分自身の中にある。それこそが、星野さんの言った「もうひとつの時間」でもあるだろう。

 ぼくの心よ、さまよいつづけるがいい。キツネだったと思うあいつのように、まるで目的でもあるように。けれども同じさまようなら、ここまで来てもう焦ることはない。心の原っぱは限りなく広がりつづけている。だからときには、そうだ、足もとを見よう。春の花が咲き出している。春の心が動きはじめている。今日は、春分。






| 14:29 | 日々のカケラ | comments(2) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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Comment








海と風舞お婆は切り離せない関係にあるね。一枚の写真がお役に立てて、それがうれしいです。

kazesan.netメンバーへのご加入、ありがとう♪♪♪ お婆が記念すべきふたり目です。額装してお送りするまでに一週間ほどお待ち下さいね。メーリングリストへの登録など自由な選択で楽しむ特典をもいろいろ考えて行きますので、よかったらどうぞごいっしょしてください。
posted by kazesan | 2009/03/22 8:01 AM |
kazesan!
この写真、大好き♪♪

沖縄を離陸後の久高島カベール岬の海上に見た、まあ〜るい虹を思い出します。
これって、kazesan netの額に入れてもらえますか?
ポストカードにもしていただけますか?
posted by 風舞お婆 | 2009/03/22 1:25 AM |
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