kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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宇宙の片隅で
 久しぶりの撮影の仕事で福井へと出かけた。家を出て北陸道に向かうまでの田んぼに囲まれた田舎道は、渋滞もなくなんとも快適だ。西の海方向に進路を変えると、フロントガラス越しの青空に月暦十八日の白い月が浮かんでいた。東の山側からはお日さまがキラキラと輝いて、ドアミラーに反射している。月と太陽に挟まれているのかあ。ここは地球で、この道も宇宙の一部なんだ。とてつもなく大きな世界に生きているんだ。なんということもない毎日の暮らしだが、イメージひとつでまるで無限大のようにしてぼくの心は壮大に広がって行った。


 帰り道は美しい夕焼けで、また幸せになった。割といい気分のまま帰宅して、参加しているメーリングリストの投稿を読んだ。「心、体、魂の祭典」と銘打って、景気のいい言葉が並んでいた。なんだか気が重くなった。相変わらずぼくは直接的な言葉を嫌っている。それがすぐ表に現れる。このメーリングリストの仲間たちの中で心開く体験をしながら、その奥底ではなにひとつも変わっていないようだ。これはもう直しようのないことなんだろうか。

 人は感じる生き物だ。なにかを感じないでいることなど、けしてできない。それに、感じる内容をコントロールすることもどうやらできそうにない。感受性はパターン化されているのかもしれない。

 感じた内容は、それがぼくだから変え様はないけれど、感じたままを受け止めて、そしてそっと心の外へと流し出してしまおう。感じたことに囚われることはない。囚われることが苦痛になっていくのだから。

 月もお日さまも、今はここからは見えない。闇につつまれた夜は、静かで優しい。見えないし、感じることもできないけれど、ここは優しさにつつまれた宇宙なんだ。それ以上のことをぼくは知りたいとは思わない。知る必要も感じない。毎日の暮らしを淡々と生きることが、ぼくの人生のすべてでいい。夜は安らかだ。それだけでいい。





| 20:28 | 日々のカケラ | comments(0) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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