kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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浅野川
 

 早朝の浅野川を歩いた。金沢市内を静かに流れる川だ。少し前に五十何年ぶりかの氾濫があって、市民を驚かせた。おんな川などと呼ばれて、おとこ川の犀川と対をなして親しまれているが、どちらもぼくにはちょっぴり縁遠い気がしていた。金沢市民のひとりだというのに、さみしい気もしながら。

 この三日間、東京からの取材スタッッフといっしょに金沢を撮った。それが終わりほっとして、それまでのことだと思っていたのに、どうしたんだろう。金沢はぼくのふるさとだったんだと、今さらどういう風が吹いてきたのか、そんな気分になった。だからきょうも、浅野川を歩いた。

 ぼくがまだ生まれたての赤ん坊のころ、浅野川の河畔の土手の上に暮らしていた。今はもう当時の面影はなくなり、幼いぼくの記憶も跡形もないけれど、おふくろから何度も聞かされた話がある。「常磐橋に住んどったんや。お前が寝ている布団の上にでっかい蛇が落ちてきてなあ。あんときゃ、ほんとびっくりしたわ」。粗末な家だったそうだ。赤ん坊のぼくを抱いておふくろは毎日毎日この流れを眺めていたんだろうか。近所の人からは、ねんねがねんねを抱いとるわ、などとからかわれたそうだ。おふくろがまだ二十歳のころだ。

 浅野川はぼくのふるさとの川だった。なんだかちょっぴり、うれしくなる。

| 15:05 | 金澤 | comments(2) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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Comment








 梅の橋のあたりを今日は何度も行き来しまた。原風景という言葉の響きは、とても心地いいですね。金澤の街を無性に撮りたくなったんですが、ぼくの中の原風景にでも目覚めたんでしょうか。Junさんの懐かしい思い出のシーンが蘇ってくるような、そんな写真がいっぱい撮れるといいなあ。ぼくだけの金澤じゃない、というのがうれしいかな。自分でもこれからが楽しみです。
posted by マサヒロ丸 | 2008/11/12 8:47 PM |
こんにちは。
浅野川の川縁は僕もよく歩きました。
今も梅ノ橋の目の前に実は実家があるのです。
ひがし茶屋街から卯辰山に登る裏路地はほんとに心の原風景です。子供時代の想い出が深いこともあるのか京都より金沢の方が好きですね。
posted by JunHIRAI | 2008/11/12 5:34 PM |
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