kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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晦日の月

 皐月の晦日。まだ薄暗い早朝に三日月を逆さにしたような月が東の空から昇ってきた。しばらく見とれた。ほんとうに、ほんのしばらく。夜が明けると朝になる。あたり前のことには違いないけれど、この日ばかりは朝が恨めしかった。だって月が消えて行く。空はどんどん明るくなって、それでもほのかに、見ようと思えば見える月だった。じっと残像が残るほどに見つめた。それでも消えて行く。消えて見えなくなってしまった。月は確かにそこにあるのに、もう見えない。寂しい。まるで人も月のようだと思った。天国へ昇ると、人は見えなくなってしまう。けれどもそれは、いなくなってしまったのではないのだ。晦日の月がそうだと言った。









| 22:17 | 月的生活 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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