kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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チャーリー
 ガソリンはどんどん高くなり、オイオイ便乗値上げかと思いたくなるほどに食料やほかの物まで。台所事情に無頓着だったぼくもさすがにびっくりだ。かくなる上は撮影料もアップしてもらおう、などとつぶやいてみても、依頼そのものが少ないのだった(ガクッ)。というわけでついに自衛手段に出た。なんてことはない。高いなら使わないだけだ。車の代わりに自転車にした。10年以上も前に買ったマウンテンバイク。先日の空き巣ねらいに持っていかれるところだったが、無事でよかったよかった。

 風を切って走る。バイクにも乗ったものだが、自分の足でこぐ自転車の味わいは格別だった。しらやまさん前を過ぎて坂が下り出すと、思わず、キャッホーだ。汗がふっとんでしまい、気持ちいいなんてもんじゃない。そう言えば、チャーリーなんて呼んで、ユコタンが自転車の爽快感をよく書いていた。きょうからこいつもチャーリーだ。


 家から仕事場までの往復2時間で、いろんな風景が楽しめる。あっと言う間に過ぎて行く車の移動では気づかなかったものがいっぱいだ。田舎のじいさんとばあさんが道ばたで話し込んでいる横をすり抜けると、ちょっとした旅人気分になった。はじめは走りにくい凸凹や段差に文句のひとつも出たけれど、慣れてくるとそれも楽しめてしまう。ゆっくり、ゆっくり。どうせすることはそんなに多くないぼくだ。もっと早くからチャーリーにすればよかった。

 チャーリーは気ままにルートを変えられて、それがまた実に愉快だ。分岐の度に選ぶ楽しみが生まれる。ついつい多くなるのが、手取川の護岸。上から車を見下ろしながら走っていると、映画の主人公の気分だ。友達は風と光。広いところでは川幅が100メートルを越えているだろうか、のんびりとした風景の中を自転車が走るシーンだ。この開放感がたまらない。気持ちが向くまま走り続けたら、ぼくはいったいどこまで行くんだろう。人生はほんとうに映画だな、なんて思ってしまう。

 途中には贅沢にも自転車専用の橋があって、今朝もそれを渡ってきた。手取渓谷の流れはちかごろは濁ってばかりで、清流の面影はもう残っていない。悲しいけれど、車だとそんなことさえ気にならなかった。橋の名前を確かめると、金名橋だった。白山をぶち抜いて金沢と名古屋を結ぼうなどと、昭和初期に金名鉄道が開業したそうだが、どうやらそれにちなんでの名前のようだ。サイクリングロードは、白山下まで走っていたのを廃線にした跡地利用だ。仕事場の窓からもそれが見える。平日などほとんど誰も走らないから、これじゃまるでぼくの専用道路だ。金名鉄道の創業者はどんな気分で眺めているだろう。



| 12:44 | 日々のカケラ | comments(1) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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なかなかイケメンのチャーリーですね(*^_^*)
私も通勤・仕事以外の身近な移動に自転車に乗り始めたばかりです(*^_^*)
風を切る爽快感はなんとも言えませんね(*^_^*)
posted by masumi | 2008/06/21 11:54 PM |
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