kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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皐月のひととき
 きのうは月暦では皐月五月の三日。淡い夕焼けの西の空に三日月がくっきりと浮かんでいた。ぼくが生まれた日の月も、こんなにきれいだったろうか。ぼくのほんとうの誕生日だ。調べてみると、なんと1983年のアコの誕生日もこの日だった。父と娘の生まれた日が同じ。なんだかうれしくなってくる。三日月、好きだなあ。三日月を見ていると、あれがふるさとだ、などと思いたくなる。


 今にも生まれそうな大きなお腹をかかえて、きょうはアコがやってきた。「おとうさん、足揉んで」と、顔で言っている。ユタカが迎えにくるまでの間、浮腫んだ足やふくらはぎのあたりをゆっくりと揉んでやった。小学校のころからこうして子供たちの身体にふれて過ごしたものだ。三人の子たちはみんなアトピー体質で、少しでも改善しようとあれやこれや民間療法を学んだのがついこの前のような気がする。足を揉んだりしたのも、そのついでのことだった。おとうさんの顔を見るのもいやだと、そんな近所の話を聞いたこともあるのに、思えば幸せなおやじをやらせてもらったものだ。

 足を揉んでいると、「ほら、やわらかくなった」とアコが言った。さわってみるとさっきまで硬かったお腹がふんわりしている。「わあ、ふしぎやなあ」と思わず声が出る。硬くなったり柔らかくなったり、お腹の赤ん坊はどんな感じなんだろう。女性の身体の不思議にほんのちょっぴりふれて、こんな時間を過ごせることがまたうれしかった。

 この子が生まれてくるのは、皐月の七日。月暦には入梅とある。金沢もそろそろ梅雨入りのころ。どうぞ心にしっとりと、潤いのある人生を。この子の未来とぼくはどこまでつき合えるだろう。いや、そんなことはどうとでもなれ。生まれてくることも死んで行くことも、天にお任せするしかないのだ。子や孫という幸せに、ただ、ありがとう。



| 18:43 | 月的生活 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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