kazesan3風の吹くままカメラマンの心の旅日記

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霜月の朔
 今日から霜月、11月。月暦の話だ。新月の夜が間もなく明けて、新しい月が誕生する。月のはじめを朔(さく)というのだそうだ。月が太陽と同じ方向にあって、いつも見せている半面が夜空に暗く沈んでいる。言葉を読んで知識として残るばかりでなく、月への想像はなぜか心にしみてくる。

 新月は人の願いを叶えてくれると、ときどき見聞きする話だ。ひと月のリズムは月の公転に合わせて流れているのだから、今生まれて満ちてゆこうとする月に祈りたくなる気持ちがよくわかる。目覚めてぼくも祈ることにした。何を願おうか。叶えて欲しいことは、あげればいくらでもあるような気がした。けれども、願う必要がほんとうにあるんだろうか。願わなくても、こうしてぼくは生まれ生かされている。ほかになにが必要だろう。月が満ちて欠けてゆくように、人もまた何年、何十年の日々をそれぞれに長さは違っても、自ずと満ちて欠けてゆく。そんな月に学ぶだけでもいいのではと、願い事をあげることができなかった。

 静かに目をとじ、窓の外の、空の上の月を想った。身体のなかで、まるで新しい命が生まれ出すように、やわらかにさざめくように波が立つ。そうだ、せっかくだから世界の平和でも祈ることにしよう。世界のなににも役立っていないぼくだもの。せめて月のはじめぐらいには祈ることをしよう。地球上に笑顔ばかりが広がりますようにと、それを想像しながら座った。こうして世界のどこかで他にも座っている人がいるのかもしれない。日本の霜月は、霜降る季節。そちらはいかがですか?








| 06:15 | 月的生活 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by マスノマサヒロ |
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